寛大なるゼドルー統率者デッキ解説

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── “贈り物は時に刃にもなる” 与えて、回して、制する Jeskai Politics EDH

Jeskaiカラーの統率者はどれもクセ者揃いですが、その中でもひときわ奇妙な輝きを放つのが 《寛大なるゼドルー》
「パーマネントを相手にプレゼントすると、あなたがライフとドローを得る」という、まるで政治ゲームに特化したような能力を持っています。

ゼドルーは、ただ強いカードを並べるだけでは動きません。
“贈り物の選び方” で卓の空気が変わり、
“誰に譲るか” であなたの未来が変わり、
“返ってくるドローの洪水” が勝ち筋へと流れ込む──
そんなデッキです。

このブログでは、海外EDHプレイヤーが好む構築思想を中心に、ゼドルーの魅力と勝ち手段を深掘りしていきます。


◆ ゼドルーが強い理由

● 1. ドローエンジンとして異常に強い

インスタントでもコンボでもないのに、毎ターン最大3枚以上ドローできる可能性を持つ統率者は珍しい存在。
海外では「ゼドルーは青の最高のドローエンジンの一つ」と評されることもあるほど。

● 2. “相手に渡すカード” が戦略そのもの

ゼドルーの真骨頂はここ。

  • マイナス能力のエンチャント
  • デメリットアーティファクト
  • 支払い続けるとライフが溶けるカード
    海外では “Gift Control” と呼ばれ、贈り物によって盤面操作するのが人気です。

● 3. 政治ゲームに強く、ヘイトの受け方をコントロールできる

「あなたにカードをあげたから攻撃しないよね?」
「この呪い、あのプレイヤーの方が似合うよ」
といった交渉が得意分野。
マルチプレイ特化の統率者です。


◆ ゼドルーが好む“プレゼント”たち

海外勢が好んで採用する “嫌がらせギフト” を中心に紹介します。

● 置物除去

効果解決後はどこにあってもいいので対戦相手に渡してしまおう

● 《鋼のゴーレム》《》

クリーチャーをプレイできなくする置物。
プレゼントされた相手のプレイは著しく制限されます。

● 《無のロッド》《血染めの月》

ロック系カードを配るのも有名な動き。
ゼドルーはロックの中心に立ちながら、自分だけ手札を増やし続ける という構図ができあがります。

《治国策》「あなたがコントロールしているクリーチャーに与えられる戦闘ダメージと、
それらが与える戦闘ダメージをすべて軽減する。」

要するに
あなたのクリーチャーは戦闘ではダメージを受けないし、与えもしない
という効果

● オリカたち&その他優秀なカード

相手に渡したパーマネントを回収して使いまわそう。

家路などで使いまわすと嫌われる。除去を打とうにもコントロールを奪われスカされる為、非常に厄介。

ドラフトをしていないのでマナがでない。相手に渡しちゃだめだぞ

ゼドルーの効果を解決する度に宝物が出てくる。実質2マナで起動が可能に。

《遅延の盾》 もしあなたにダメージが与えられるなら、そのダメージの点数に等しい数の遅延カウンターを《遅延の盾》の上に置く。
あなたのアップキープの開始時に、《遅延の盾》の上からすべての遅延カウンターを取り除く。こうして取り除かれた遅延カウンター1個につき、あなたは1点のライフを失う。あなたはその1点につき を支払ってもよい

みんなに攻撃してもらってあいつに渡すんだ!

回収できれば宇宙。普通に使ってもらうだけでもいい。

ゼドルーの誘発2倍。対戦相手に張り付けるテクニックも。

《とっぴな研究》

1・白:あなたのライブラリーからエンチャント・カードを1枚探し、そのカードを公開する。それをあなたの手札に加え、その後カードを1枚無作為に捨てる。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

1・青:あなたのライブラリーからインスタント・カードを1枚探し、そのカードを公開する。それをあなたの手札に加え、その後カードを1枚無作為に捨てる。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

要するにギャンブルギャンブル

裏返してつかおう。殴ってもいいことないぞ。


◆ コントロール渡す、交換するカード

◆ ゼドルーが使えるコンボ

● 1. 《九つの命》+《贈与》+ゼドルー

九つの命を相手に押し付けて無敵状態にしつつ、他プレイヤーと殴り合いさせる。
最後に破壊してフィニッシュ。
政治を極めたゼドルーらしい勝ち筋です。

● 2. ゼドルー+《孤独な砂漠の神、ハゼト》/《敏捷なこそ泥、ラガバン》系

ゼドルーでドローしながら宝物トークンやダメージを積む “宝物 Jeskai” 型。
宝物を撒く手段と組むと 最終的にストーム風の爆発力 を持ちます。

● 3. 《閉ざされた門》+渡してはいけないパーマネント

相手の盤面を “開けられない檻” に閉じ込め、長期戦でゼドルーが圧倒します。


◆ デッキ構築の方向性

★ ① Gift Control(贈与コントロール)

海外で最も人気。
「渡されて困るカード」中心で、ゼドルーの能力を最大化する構築。

主な構成:

  • 贈与用デメリットエンチャント
  • カードドローサポート(《祈りのびん》など)
  • フェイズコントロール
  • 交渉カード(政治カード)

勝ち筋:
・膨大なドローからコンボ
・全体ロック+最終的に一撃

★ ② Pillowfort(枕壁)型

攻撃されにくくし、ゼドルーを守りながらドローで差をつけるゆったり型。

採用カード:

  • 《プロパガンダ》
  • 《亡霊の牢獄》
  • 《謙虚》
  • 《至高の評決》

勝ち筋:
時間を稼ぎ、大量ドローからフィニッシャーを引く。

★ ③ 政治デッキ(Table Talk特化)

プレゼントを外交材料として扱い、
「この呪いを渡す代わりに攻撃しないで」
など、リアル交渉で勝つスタイル。

採用カード:
・交渉向けカード
・卓全体に影響するエンチャント
・《道化の帽子》など“場の空気を揺らす”カード

勝ち筋:
交渉で他プレイヤーを動かし、自分は水面下でドローを稼ぎ勝つ。


◆ フィニッシュ手段

  • 《精神の願望》《粗暴な覚醒》などの一撃コンボ
  • 《啓示の刻》や《ドラゴンの嵐》で爆発的展開
  • 《ティムールの激動》で手札差をそのまま致死ダメージへ
  • 《接続性の逸話》タイプで無限マナから大量バーン

ゼドルーは “強烈なフィニッシャーを1つ入れるだけで勝ち筋が生まれる” のが魅力です。


◆ プレイングのコツ

● 1. 1ターン目から「贈り物の準備」をする

ゼドルーは4マナ。
その前に 贈り物候補 を場に出しておくとスムーズ。

● 2. 誰に渡すかが勝利の分岐

渡す相手を間違えると狙われる。
渡す相手を正しく選ぶと政治が味方する。
これこそゼドルーの醍醐味。

● 3. ゼドルー本体は意外と落ちやすい

除去され続けるとドローが止まるため、
《スウィフトフットの長靴》や《母聖樹》で守るのが非常に重要。


◆ 総括:贈与こそ力

ゼドルーは、統率者の中でも“場の空気”を操る珍しい存在です。
プレゼントを配りながら笑いと混乱をばらまき、
最後の瞬間にだけ自分の牙を見せる――
そんな、美しくも奇妙な勝ち方ができます。

  • 他の統率者では味わえないゲーム
  • マルチプレイでしか成立しない政治力
  • 相手の戦略を“贈り物”ひとつでねじ曲げる快感

これに惹かれるなら、ゼドルーはきっとあなたの卓の良き相棒になります。

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