【EDH解説】《巨大なるカーリア》で空を裂く──最速ドラゴン投下のすすめ

はじめに

統率者戦には、重たいクリーチャーたちを“唱えない”という禁断の遊び方があります。
その代表格こそ 《巨大なるカーリア / Kaalia of the Vast》
天使・悪魔・ドラゴンという 3 つの種族を、まるで手品のように戦場へ投げ込む赤白黒の指揮官です。

彼女が攻撃に入る瞬間、盤面は静かに震え、相手は「何が落ちてくる?」と固まる。
EDH の中でも“最速で試合を終わらせる可能性を持つ部族統率者”として高い評価を受けています。


《巨大なるカーリア》とは?

■ 基本能力

  • マナコスト:1RWB
  • 攻撃するたび、手札から天使・悪魔・ドラゴンをタダで戦場へ出す
  • しかも タップ状態・攻撃状態でも出せる

つまり ――
カーリアが1回攻撃できれば、そのまま大型クリーチャーが暴れはじめる。

この“最初の一撃”までが勝負の山。


強み:カーリアが開く “空爆ルート”

■ ① 1回通すだけでゲームが傾く

ドラゴンや悪魔は、着地時に盤面破壊・追放除去・ハンデス・ダメージなど、
一枚で戦況をひっくり返せるカードが多い。

カーリアの攻撃1回=6〜10マナ級の呪文を踏み倒す
この異常なテンポ差こそ勝ち筋。


■ ② 色組みが強い

白=防御
黒=サーチ
赤=フィニッシュ
と必要な要素が揃っているため、安定性が高い。


■ ③ フレーバーと爆発力の両立

“天使・悪魔・ドラゴン”という荘厳なモチーフながら、
実戦では冷徹なフィニッシュ力も持つ。
ロマンと勝利のあいだで美しい弧を描く統率者。


弱点:カーリアが止まると沈む

■ ① 除去されるとゲームが重くなる

カーリアを失うと、重いクリーチャーを本来のマナで唱えざるを得ない。
テンポ負けしやすい。


■ ② 攻撃誘発なので “殴れなければ不発”

タッパー、破壊・プリズン系、追放などとことん除去や妨害に弱い。


■ ③ 目立ちすぎてヘイトを買いやすい

派手な統率者の宿命。
卓の視線がこちらに集中しがち。


デッキ構築 — どう組む?

カーリアデッキは大きく 3 本の柱 で構成されます。


① カーリアを守るカード

攻撃が通れば勝ち、通らなければ負け。つまり“護衛”がすべて。

カーリアは 1回攻撃できれば仕事86%達成 なので、
その1回を確実に通すためのカードを厚めに積む。


② 踏み倒して強い天使・悪魔・ドラゴン

例として実用度の高い“落下物”を紹介。

■ 天使

■ 悪魔

■ ドラゴン


③ サーチ & マナ加速

カーリアはとにかく早出ししたい

  • 《古の墳墓》
  • 《秘儀の印鑑》
  • 《闇の儀式》
  • 《悪魔の教示者》
  • 《吸血の教示者》

1〜3ターン目でカーリアをプレイし、
4ターン目に攻撃できれば理想形。


プレイング指針


● 開始の数ターンは “カーリアを殺さない” 準備

最初に除去されると遅れるので、
護衛札を握りしめて慎重に動く。


● 攻撃が通るタイミングを見極める

相手がタップアウトした瞬間が黄金の刻。
そこにカーリアを投げ込み、大型を落とす。


● カーリアに速攻を付与

次のターンなんて待てない。すぐに殴れ!

● 踏み倒しクリーチャーの「順番」が勝敗を分ける

・最初は妨害や除去
・中盤から追加戦闘や打点強化
・最後にドラゴンの“砲撃”

カーリアは“戦闘中の手札選択”でゲームを描き変える統率者。

● カーリアの誘発を増やす

● 戦闘回数を増やす

●カーリアが除去された際のサイドプラン

●強いカード達


いつでも強い。出てくるカーリアは速攻持ち。除去されても統率者税は増えない。

無限コンバットで殴り切れ

カーリアが出ていれば土地なんていらねぇ

カーリアから飛び出してくると奇襲性抜群。

誰から退場する?

後続の補充ができるかも

統率者カーリアからは出せない

必ずいれよう。約束だ。

これ一枚でさまざまなコンボへ派生可能。

詳細は割愛する。

まとめ:巨大なるカーリアは“殴るロマン”と“現実の強さ”が両立する

  • 1 回の攻撃がゲームを左右する
  • 手札を文字通り“空爆兵器”に変換
  • 色の噛み合わせが良く、実戦的
  • ヘイトを乗り越えると圧巻のフィニッシュ力

カーリアは、戦場に羽ばたくたびに物語を変える指揮官です。
重たい生物を抱えているあなたに、
彼女はその重さ分だけ速度を与えるでしょう。

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