EDH(統率者戦)をしばらく遊んでいると、緑デッキのプレイヤーが不思議な石環を置き始める──それが《グレートヘンジ》。
カードテキストは短いのに、戦場に触れた瞬間からゲームの“流れそのもの”を変えてしまう、恐ろしいほどの継続アドバンテージをもたらす1枚だ。

この記事では、
・何が強いのか
・どんなデッキで輝くのか
・海外プレイヤーがどう評価しているのか
・相性抜群のカード
・注意点
をひとまとめにして紹介する。
《グレートヘンジ》基本データ
The Great Henge / グレートヘンジ
- 9マナ(ただし“あなたがコントロールしているクリーチャーの最大パワー”分だけコスト軽減)
- タップ:緑緑(GG)を生み、2点回復
- クリーチャーが戦場に出るたび +1/+1 カウンターを置き、1ドロー
テキストだけ読むと“デカくて重いアーティファクト”という印象だが、実際のプレイ感はまったく違う。
0〜4マナで出てしまうことが普通にあり、出た瞬間に勝ち筋へ踏み込む装置になる。
◆ 1. 何がそんなに強いのか?
① コスト軽減がほぼ常時働く
緑デッキなら、
- 3/3
- 4/4
- 時には 6/6 以上
のクリーチャーは序盤から常備。
結果、
3〜5ターン目に4マナ前後でグレートヘンジ着地
という動きが平然と起こる。
EDHの速度感では“ほぼゲームを掌握するタイミング”だ。
② 出た瞬間にマナ加速とライフゲインが止まらない
- 緑緑の追加マナ
- 毎ターン 2 点回復(つまり長期戦に強い)
出たターンから テンポとリソースの両面に干渉し、戦線を安定させる。
③ クリーチャーの ETB が永続的なドロー源に変わる
「生き物を唱えるたびに1ドロー」
これは緑が最も得意とする行動で、カードが噴水のように溢れ続ける。
さらに、+1/+1 カウンターで
- トークンが育つ
- マナクリーチャーが中盤も仕事をする
- 盤面が時間とともに強化され続ける
という“勝ち筋の圧縮”までやってのける。
◆ 2. どんなデッキで輝くの?
● クリーチャー主体(特に緑濃度高め)
- アトラクサ(カウンター型)
- チュレイン
- ケイラメトラ
- セルヴァラ
- エルフ系統率者(ラスリルなど)
想像以上に“緑が主語のデッキ全部”で強い。
● +1/+1 カウンター戦略
《グレートヘンジ》は自然に
- 共鳴の壁(Hardened Scales 系)
- アトラクサの増殖
とシナジーする。
クリーチャーが出るだけで盤面が膨張する。
◆ 3. 海外プレイヤーの評価
- “緑の最強アドエンジン”
- “除去されなければ勝ち確”
- “緑デッキでこれを入れない理由は“デッキ理念”以外に存在しない”
- “禁止級ではないがトップ5入り確定の緑カード”
reddit や海外EDHコミュニティでは、アトラクサ・チュレイン・ソウルタイ系コンボにおいて必須級として扱われることが多い。
◆ 4. 相性抜群のカードたち
● セルヴァラ(Selvala, Heart of the Wilds)
パワー参照 → 実質0マナヘンジ。
● アトラクサ(Praetors’ Voice)
カウンターが増えるほどクリーチャーのサイズが上がり、ヘンジのコストが激減。
● ケイラメトラ
クリーチャーを唱える → 土地が伸びる → ヘンジでドロー
まるで循環式の大樹みたいな動きになる。
● トークン生成生物(Avenger of Zendikar など)
トークン1つにつき1ドロー、盤面が森のように膨張する。
◆ 5. 弱点・注意点
- アーティファクト破壊に弱い
→ とはいえ緑は割られても再展開できる - 手札が少ないとコスト軽減が発動しにくい(序盤の事故)
- ヘイトを集めやすい(“置かれた瞬間に嫌われる”カード)
◆ 6. まとめ:グレートヘンジは“勝ち筋の圧縮装置”
《グレートヘンジ》が場に出た瞬間、
- マナ加速
- ライフ回復
- ドロー
- カウンターばらまき
- 盤面拡張
これらがすべて同時に動き始める。
緑の基本動作そのものが“勝ち筋へ直結”するので、デッキの完成度が一段高くなる。
緑を触るなら、一度はこの石環を戦場に立ててみてほしい。
ゲームの空気が静かに変わる、そんな名品だ。
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